動脈硬化に至る前の、早い段階での動脈硬化の兆候を見る検査です。
血管内皮機能の低下は動脈硬化の初期段階で起こります。血管内皮機能の改善は動脈硬化の予防につながり、血管の健康やしなやかさの維持・改善をもたらします。
1)頸動脈エコー検査
頸動脈の内膜中膜複合体厚(IMT)などを測定して、動脈硬化により変化した頸動脈の血管の硬さや血管壁の肥厚の度合いを見ることができます。
2)動脈の硬さの指標のCAVI(キャビィ)検査
CAVI(キャビィ)は大動脈を含む「心臓(Cardio)から足首(Ankle)まで」の動脈(Vascular)の硬さを反映する指標(Index)です。また、足の動脈の詰まりを表す「ABI(エービーアイ)」の測定もします。